top of page
検索

BGMと効果音の選び方!映像の魅力が増すのは音楽次第

執筆者の写真: imd33imd33

映像制作の工程で、一番さいごの作業はMA。

MAというのは、音の編集作業。音楽や効果音、ナレーションを入れて、音調整をします。


映像に音がついた瞬間、

手塩にかけた映像が一気に華やぎ、表情豊かに印象的に変貌します。

そして、手塩にかけた映像が自分の手を離れていくんだな、と実感するのもこの作業のとき。

それほど、音楽の力は大きいのですね。


さて、

人は視覚からだけではなく、聴覚からも情報を得ています。


例えば、犬が走っている映像。

BGM次第で、

大好きな飼い主に向かって走っているのか、

それとも、何かから逃げようと必死に走っているのか、

あるいは、何かを追いかけているのか、

迷子になってパニックになっているのか、

など、表現することができます。


映像制作において、BGM(バックグラウンドミュージック)や効果音は視聴者の感情や印象を大きく左右する重要な要素です。適切な音を選ぶことで、映像の伝えたいメッセージをより効果的に届けることができます。本記事では、BGMと効果音の選び方のポイントを紹介します。


1. BGMの選び方


BGMの選び方の基本は、

映像のテンポと雰囲気に合った音楽を選ぶこと。

•その映像によって、視聴者にどんな印象を持ってほしいのか


で選ぶこと。



ウエブサイトに掲載する、企業PR動画で考えてみましょう。

視聴者に抱いてもらいたい印象を想像しますと・・


企業の紹介や社長インタビューの動画には、「信頼感」を感じてほしいですよね。

→ 落ち着いた音楽やポジティブな印象のメロディ


社員のインタビュー動画や、商品紹介は、「身近」で「親密感」を感じてもらいたい。

→ 軽快でテンポのいい音楽


マニュアル動画や教育動画は、単調になりがちなので、

→ 軽快でポップな音楽

長尺になると意識が散漫になるので、

シークエンスがうつるごとに効果音を入れたり、音楽をかえる工夫をしましょう。

視聴者の意識も切り替えることができます。


楽曲を使用するときの注意


商用利用する場合、著作権フリーの音源を使用します。


Googleやヤフー!などの検索窓に、

「フリー」「無料」「楽曲」「音楽」「BGM」などを

組み合わせて入れてみましょう。

無料で使用できる音源サイトが見つかるはずです。


例えば、

無料の音源サイトは、YouTubeオーディオライブラリ、DOVA-SYNDROME があります。


こうしたサイトには、使用条件が書かれていますが、クリエイターによって、さらに詳細な条件が提示されていることがあります。クリエイターの使用条件も確認しましょう。

例えば、映像にクレジット表記(クリエイターの名前や楽曲名の表記)を使用条件としている場合があります。


音量の大きさを調整する


音楽をつけるときに注意するのは、映像についている音とのバランスをとることです。

インタビュー動画の場合、視聴者に聞いてもらいたいのは、映像についている音(インタビューの音声)のほう。

BGMはインタビューの音量よりも小さくしなくてはなりません。

目安としては、30パーセント以下でしょうか。


選曲は難しい!ならば、真似してみよう


自分で曲を探すのは、とっても難しい。私はこの作業が苦手です。

そういうときは、自分が作ろうとしている動画に似ている動画をYouTubeで探します。

そして、その動画についている楽曲を検索します。


検索方法は、Googleの楽曲検索機能を使います。

その楽曲をGoogle聴かせると、その楽曲を教えてくれます。

ナレーションが被っていても、ちゃんと楽曲を聞き分けて教えてくれるんです。


その楽曲がフリー楽曲であれば、使用可能です。


まったく同じ楽曲にしたくなければ、その楽曲についているタグやキーワードを拾って、

そのウエブサイトの楽曲検索に入れてみましょう。

似ている楽曲が出てきますし、リコメンド機能で似ている音楽が出てきます。


選曲した音楽は、いまいちだな、と思ってもダウンロードしておきましょう。

ストックしておくと、次の動画制作のときに使えるかもしれません。


食レポに適したBGMの選び方


弊社はグルメ系の番組や動画制作が多いので、食レポやグルメに関する楽曲について書いてみましょう。

検索する際の参考になさってくださいね。


  1. 食レポや料理に使う音楽の概要


    • 食欲を刺激する音楽:ジャズやアコースティックなど、温かみのある音楽が効果的。

    • 料理のジャンルに合わせる

      • 和食 → 和楽器や落ち着いたピアノ

      • イタリアン → 明るく軽快なギターやボサノバ

      • 高級フレンチ → 優雅なクラシックやピアノソロ

    • リズムとテンポに注意:食レポのテンポに合ったBGMを選び、食事シーンに違和感が出ないようにする。

    • ナレーションとのバランスを取る:食レポではナレーションが重要なため、BGMは主張しすぎないものを選ぶ。


  2. 料理別のBGMの選び方

    • ラーメンに合うBGM:活気のあるロックやアップテンポなジャズで、湯気の立ちのぼる熱々の雰囲気を演出。

    • 町中華に合うBGM:ノスタルジックな昭和歌謡風のインストゥルメンタルや、軽快なジャズが雰囲気にマッチ。

    • カフェに合うBGM:ローファイヒップホップやアコースティックギターの柔らかいメロディーで、リラックス感を強調。

    • おにぎりに合うBGM:和楽器を取り入れた穏やかなBGMや、自然音と融合した落ち着いたピアノ曲がぴったり。

    • カレーに合うBGM:エスニックなリズムのあるBGMや、スパイスの香りを感じさせるボサノバ風のメロディーがおすすめ。

    • うどんに合うBGM:温かみのある和楽器や、ゆったりとしたピアノメロディーで、ほっとする雰囲気を演出。

    • 居酒屋に合うBGM:にぎやかな和風ジャズや、賑やかなビッグバンド系の音楽で、楽しい雰囲気を強調。

    • ビストロに合うBGM:フレンチジャズやボサノバで、洗練された雰囲気を演出。

    • とんかつに合うBGM:軽快なブルースやロック調の音楽で、ボリューム感と満足感を引き立てる。


まとめ

BGMと効果音は、映像の印象を大きく左右する重要な要素です。適切な選択とバランスを考慮することで、視聴者に強い印象を与える映像を作ることができます。

映像制作をする際は、音の力を最大限に活かし、視聴者の心に残る映像を作っていきましょう!



 
 
 

Comentarios


03-6277-7361

©2020 by pencreative

bottom of page