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2021年4月の新番組&リニューアル番組

4月と10月は番組改編が行われます。平日放送している、1時間以上の報道番組や情報番組は、テレビ局の看板番組、テレビ局の顔ともいえる番組で、番組名やMCが変わることがありますが、新番組になったり、放送時間が変わることはほとんどありませんでした。こうした番組は、長く続いているのが多く、視聴者にとっては馴染みがあり、生活の一部だったり、時計代わりでもあったりします。あまり変化がない番組群ですが、2021年4月期は変化しています。


いちばんの変化はテレビ東京


いちばんの変化は、テレビ東京で放送している、夜の経済ニュース番組「ワールド・ビジネス・サテライト」のお引越しです。いままでは、夜11時スタートでしたが、3月29日月曜日からは、夜10時スタートで、10時58分まで。金曜日だけ、夜11時スタートと据え置きです。


3年ほど前から、生活習慣の変化により、就寝時間が早くなったことで、夜11時はすでに寝ているため、もっと早い時間に放送してほしいという意見が集まっていたとのこと。そしてコロナの時代になり、会社帰りに一杯飲みに行くという習慣がなくなり、就寝時間が早まる生活が定着していることでふんぎったようです。


ニュースでは、テレビ朝日の「報道ステーション」の真裏となるため、テレビ朝日との対決図が期待されていそうですが、夜11時台でも、日本テレビは「ニュースゼロ」TBSは「ニュース23」が揃ってましたので、それほどの気負いはないのではないでしょうか。WBSは地上波、夜の時間帯での経済に特化したニュース番組という独自路線でもあります。


しかし、夜10時にお引越ししたことで、それまで夜10時台の番組も合わせてお引越しとなります。テレビ東京には、1時間枠の経済ドキュメンタリー番組がありました。

『ガイアの夜明け』と『カンブリア宮殿』です。


『カンブリア宮殿』はMCが作家の村上龍さん、女優の小池栄子さんです。VTRとスタジオトークの構成です。木曜日の22時からの放送でした。WBSの引っ越しの影響をもろにかぶり、放送は同じ木曜日ですが、夜23時06分から23時55分の放送時間になりました。


『ガイアの夜明け』はVTR取材がほとんどで、番組案内人として松下奈緒さんがナビゲートします。こちらは、火曜日の22時から22時54分放送していました。今回の改編で、放送曜日が金曜日へ移動。放送時間は22時から22時54分と、こちらは放送曜日の移動です。


今まで、火曜日と木曜日に経済ドキュメンタリーが放送されていたのが、4月から、木曜と金曜と週末に固められました。他局であれば、週末の遅い時間帯は、バラエティ番組が放送されています。平日ですが、週末への期待感を高めるような編成のところ、テレビ東京はその逆をいく、週末だけどビジネスパーソンは気を抜くなとでも言われているような編成です。

WBSが移動することで、番組の構成やゲストにも変化があるかもしれません。時間が早まったことで、企業の経営者や政治家を招きやすくなるとも言っていました。夜11時台の放送であれば、番組終了後の帰りの足を心配せねばなりませんでしたがそれをせずともいいのかもしれません。また、番組が夜12時近くに終わっていたため、番組スタッフは終電で帰宅することができず、タクシーで帰宅していましたが、それもなくなります。番組制作現場での働き方改革と番組制作費の削減にも大きく寄与されているようです。


朝の番組の変化


朝の情報番組では、2番組がリニューアルされました。一つは、フジテレビ。朝8時から放送していた『めざましテレビ』MCは小倉智昭さんでしたが、こちらが終了しました。新番組は、『めざまし8(エイト)』でMCは谷原章介さんへバトンタッチ。放送時間は月曜日から金曜日の朝8時から9時50分です。スペシャルコメンテーターやゲストコメンテーターの顔ぶれをみますと、番組の内容は小倉さん時代とあまり変わっていないようです。


そしてもう1本は、TBSです。『めざまし8』の並びになる『ラヴィット』。月曜日から金曜日の朝8時から9時55分。番組MCは麒麟の川島さんです。番組は、ニュースなし。ワイドショーなし。生活情報をうたっています。レギュラーは、夜のバラエティ番組のような芸人さんが勢揃いしています。フジが3時のヒロインなら、こちらはぼる塾といった具合。TBSでは、以前も「はなまるマーケット」という生活密着情報番組を放送していた経験があります。はなまるマーケットのように、朝の顔にまでなるかどうか、が期待されていますが、出足は苦戦しているようです。


2021年は大きく番組が動きました。原因は、コロナによる生活習慣の変化と、視聴者が求めているテレビ番組、そしてなによりも、番組制作費の削減にあります。スタッフの人員削減や、若手への入れ替えが活発化しています。ベテランMCだけではなく、ベテランスタッフも番組から消えて、若いスタッフへ入れ替わったところもあります。新しい番組、新しい体制になることで、いままでの思い込みや成功体験を手放し、新しい視点や手法で乗り切る番組も生まれるのではないかと期待します。






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