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食レポ上達の道 その2 試食前のリポートで使えるフレーズ

食レポ上達への道!第2回目は、試食をする前に何を伝えるのか、と、そこで使えるフレーズについて書きたいと思います。


テレビと視聴者が共有できるのは、映像・音声・テキスト。味や香りを伝えるには、この3つを駆使していきます。料理を見せて「おいしそう」と感じさせ、音声とテキストでどんな味なのか、を視聴者の脳内で構築させていきます。

食レポは、試食して感想を述べる、だけでは伝えきれません。


食レポシーンの流れを再掲します。


①リポーターの目の前に料理が供される

②料理を見て、第一印象を一言、コメント

③香りや熱さをコメント

④箸やナイフを料理に入れたときの感触をコメント

⑤食べる

⑥一言、感想

⑦おいしさの解説をする (食レポ)

⑧締めの一言


今回は、太字のところ。③料理の香りや熱さ、そして、④箸やナイフを料理に入れたときの感覚を表すフレーズを上げていきます。


「おいしい」とはどんなこと?


私たちが「おいしい」と言うのは、料理を目にして、食し、味わい、食べつくすという一連の流れで、結論づけている言葉だと思います。テーブルに料理が置かれた一瞬のうちに、見たかんじと香りを感じとり、きっとこういう味わいだろうと想像して、期待値が設定されます。そしていざ、料理を口にしたとき、期待通りだった、それ以上だったと感じたときに、「おいしい」と脳が判断するのかもしれません。


期待を上げていくワードをあげていきましょう。


料理の香りを表現する言葉 〇〇の香り、〇〇っぽい


・〇〇の香りがします

  「ハーブの香り」「スパイスの香り」「柑橘系の香り」「香辛料の香り」「薬膳のよう 

  な香り」など、料理に使われている特徴のある食材や香味野菜、香辛料を伝えるほか

  に、「草原のかおり」「海の香り」「夏の香り」など風景を思わせたり、

  「夏の香り」と季節を感じさせたりする言葉を入れても大丈夫です。

  ここではあまり詳細を説明せず、抽象的なほうがいいかもしれません。

  食した後のレポートで言うべきことがなくなってしまうからです。

  先に種明かしされたのでは、そのあと見なくてもよくなっちゃいますよね。

  専門的な言葉を使わず、誰にでも思い浮かべることができる言葉を意識しましょう。

  

・〇〇っぽい

・地中海っぽい

  トマトやオリーブオイル、魚介系の料理、例えばブイヤベースを形容するときに

  使えます。


・中近東っぽい

  クミンやオールスパイスなど、カレーに使われているスパイスを感じる、けど、カレー

  じゃない料理を形容するとき。


料理に使われている食材や色あい、特徴的な盛り付けで、どこか特定の地域を想像させるなら、〇〇っぽい、と言ってみるのもいいかと思います。

マッチする言葉が見つからない、馴染のない料理の場合は、雰囲気やイメージで「ぽさ」を

伝えてみましょう。

ダイレクトに地名を入れてみても。「ハワイっぽい」「フランスっぽい」など。


「焼いた」香りのバリエーション

・香ばしい

  よく焼かれたときの香り。ステーキやハンバーグなど網焼きや鉄板で焼いたときの

  香り。


・グリルされた

・ローストされた

   香ばしいの類似の言葉。調理法が微妙に違いますので、料理人さんに確認したうえで 

   使ってみたい。

   「グリル」は食材に網目がつくように焼くこと。網焼きやバーベキュー、焼肉などが  

   当てはまります。「ロースト」はかたまり肉に火を通す料理法。ローストビーフがそ

   うですね。


・燻されたような

・燻製っぽい

・スモーキーな

   煙でいぶす料理法、燻製で調理されたときに、煙っぽい香りがします。


・あぶったような

   火にかけて軽く焼いた状態。海苔やするめなど、軽く火にかざして香りを立たせ

   ます。

・焦がしたような


鮮度が感じられる表現


・爽やかな

・新鮮な

・フレッシュな

・とれたての

   フルーツや香りのたっている野菜やきのこ、山菜などが火を通しておらず、生のまま

   供されているときに使えます。見た目もみずみずしく新鮮で、香りもフレッシュだと

   伝えることができますね。


・潮の香り

・磯の香り

   「海の香り」の仲間の言葉です。魚貝類や海藻、干物などを言い表すときに。


・野性的な

・自然の

    肉や野菜などが自然に近い形で獲れたり、育っていたり、栽培されているもの。

    鹿肉などのジビエやヤギ、ヒツジ。自然になっている山野草、キノコ、山菜などが

    メインに使われているときに。


微細な香りを感じとれたら


・繊細な

    香っているかどうか微妙だけど、あえて伝えたいとき。


・複雑な

・ハーモニーを

・香りが重なっている

    いろいろな香りが混じっているけど、バランスがとれていると伝えたいとき。


ガツンと胃袋を刺激する香りに使える


・食欲をそそられる

・ガーリックの

・パンチの効いた

    焼肉やニンニクの香りが効いていて、この匂いがすると誰もがお腹がすいちゃう。


温度や厚みを表す


・熱い

・熱々

    湯気が見えているような料理ならいざ知らず、ソースやスープがとろみがかって

    いたり、餡状のもの、パイが被っているもの、パンなどは、湯気が見えていない

    ものは映像から「熱さ」が感じられないため、あえて言います。


・冷たい

・キンキン

・ひやっとしている

・氷のよう

    冷たいものは、映像で見えないので、あえて言葉にして伝えます。


・厚い

・分厚い

・太い

    

・私の手のひらくらいの大きさ

・顔くらいの大きさ

・こぶしくらいありそう

・ボリュームがあります

・ボリューミー


箸やナイフを入れたときの感覚


・スッと(スーッと)入っていきます

・ナイフがいらないくらい

・弾力があります

・しっとり

・ふんわり

・軽い

・ずしっとしてます


今回は、試食前の香りや感触をリポートするワードを並べてみました。香り、感触は言葉でしか伝えることができませんが、説明的にならないことがポイントです。


次回は、食後のコメントで使えるワードを取り上げます。





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